私が出会うことができたブラジル国籍の友達はやさしくて、頭が良くて、まじめで、面白いです。
今まで出会った日本人にはない、良さがたくさんある。誰にも変わることができない、友達の一人。
今は少し離れてしまったけど、ずっと仲良くしててほしい。
ブラジル人の友達が教えてくれた本。
星の王子さま
アルケミスト
葉っぱのフレディなどバスカーリア氏が書いた本。
ブラジルってほんと遠くて縁遠くてまったく興味なくて。
「ブラジルのみなさーん」って芸人さんがいたけど、それくらいしか知らない馬鹿な私。
ある時仕事で日系ブラジル人のマリ(仮名)に知り合った。見た目はまったくブラジル人には見えないマリ。マリは知的でクールな感じがする女性だ。ストレートボブの黒髪で細身の眼鏡をかけていて、腕には天然石のブレスレットをいくつも重ねてつけていた。素直さだけが取り柄なわたしは、さっそくマリ質問する。
料理について、言葉について。マリはいつもはクールだったけど気さくで笑顔がかわいかった。そして見たことないくらい、すごくまじめ、でもユーモアもあった。
ある時わたしはマリを誘って近くのスーパーの飲食スペースへ行って話そうと誘った。缶コーヒーを買ってすぐに私たちは話し始めた。マリは二人の子どもがいて、外国人だからいじめられると泣いていた。
外国人であるがゆえの悩みをわたしに打ち明けだした。
心があたたかいなと思う友達は今の時代作りにくい。現にわたしにそんな友達がいるだろうか?
そして私自身がそう思える心があたたかな人なのか、自分自身に疑問を持てたのは彼女のおかげだ。
彼女には見た目には見えない大事なものをたくさん教わった。
何が言いたいかというと私の知ってるブラジル人は最高の人だということです。